仕事を終えて家に着く。
家に帰ったら色々なおこないをしなければならない。
転職や資格のための勉強、英語も勉強しなければならないし、夏に向けて身体を鍛えなくてはならない。
ああ、やることが多すぎる。
なにから手をつけようか。
とりあえず一回休憩してから始めることにしよう。
そうしてスマホを手に取り、お気に入りのYoutuberの動画を再生する。
1時間2時間……。
時計は深夜の0時を指していた。
もうこんな時間だ。夜になったら人は眠らなくてはならない。
いろいろやろうと思っていたが、時間がないから明日することにしよう。
そんな日常を週7回繰り返してませんか?

土日の睡眠時間を8時間とすると、土日の残り時間は40時間ある。40時間は一般企業の一週間の就業時間に匹敵する。やれることはたくさんある。
あなたは怠け者ではない。興味がないだけ。
あなたは怠け者ではない。自分がしていることが好きではないだけ。
この言葉は、私の心に突き刺さりました。
嫌なことをするのは難しい
怠惰は気晴らしです。
ソファに座って何もしないほうが、興味のないことをするよりもずっと楽しいじゃないですか。
無関心の原因を知っていますか?
忙しすぎておかしくなり、仕事が嫌いになってしまう人はたくさんいます。仕事を続けるよりも死んだほうがいいのではないかと思う人すらいます。
彼らは仕事に無関心であるため、月曜日にまたオフィスへ出社する動機を作るために必死になっています。
それは生きるための動機ではない。
嫌いな仕事をすることはつらいです。誰でもつらいんですよ。
だから無関心から自分を遠ざけて、興味を向けてみる。興味を沸かしてみる。細分化して観察してみる。そうすることでおもしろが湧いてくる。

それでも興味が湧かないならやめた方がいいと思います。でも、いつか他のことが繋がって、再び興味が沸くことがあるでしょう。そのときがタイミングなんだと私は思います。
あなたが本当に興味を持っているとき、時間は一瞬で消えていく
あなたの時間は一定なようで一定ではない。時間は認識によって大きく変わるでしょう。それはフロー状態と呼ばれるようです。興味を持っている状態です。

イタリア人理論物理学者カルロ・ロヴェッリによると、時間というものは存在しないとまで言われてますからね。
あなたの時間の認識が変わるほど何かに興味を持ってみませんか?
興味の湧かないことをしているほど人生は短くないと思います。
興味があるだけで時間の感じ方を変えることができたらどうでしょうか?
怠惰はあなたが望むものへのコンパス
怠惰はコンパスのような機能を持ち合わせています。仕事を辞めて次に進むときは、怠惰が一つの指標になります。退屈さが増してきたら、それはあなたの興味が薄れているということです。
仕事とはまったく関係のないことについて、当たり前のように仲間と30〜60分間程度話している。
毎日仕事を始めるのに時間がかかる。私は気分に入らなければなりません。
関係のないブログ投稿を読んでしまう。
SNSを意味もなく開いてしまう。
これはあなたがお金のために働くという給料重視の生活から、意識が遠のき始めている証拠です。
怠惰は問題ではありません。怠惰は、何に注意を払うべきで、何から先に進むことを検討すべきかを教えてくれるコンパスなのです。
無関心を取り除くためにお金を使う
お金は無関心を取り除くのにも使えます。
時間を時給で換算してください。そこから算出して、それをアウトソーシングすべきか、自分がやるべきかを測ってみてください。
有名な著書「The4-HourWorkweek」に書かれているアウトソーシング生活は、多くの人にとって現実ではないかもしれません。しかし、外部委託できる小さなものは常にあると思います。
無関心を取り除くためにお金を払えない場合は、自分を追い詰めていくことになってしまいます。時間をお金で買うのです。

これは私が尊敬する先輩の一人ですが、時給ではなく分給で考えろというものです。私も仕事が多くなってきているので、なるべく分給で考えるようにしております。
怠惰はあなたの自尊心を破壊する
怠惰はあなたをひどい気分にさせます。
あなたは自分の生き方を恥じ始め、自尊心が怠惰にハックされる感じです。
Youtubeを開くたびに、罪悪感を覚え始めます。でも、ハックされているからコントロールできません。

娯楽はリラックスするためにあると思いますが、リラックスすることに罪悪感を感じては本末転倒です。
興味のあることを見つけてそれを実行することにもっと時間を向けるべきです。
興味あることはすぐには見つからない
興味のあるものを見つけるには時間がかかります。だからこそ、人生の実験はとても重要です。

人生なんて実験だから。
興味のあるものを見つけるのに何年もかかる場合があります。
あなたの興味もあいまいになる可能性すらあります。
私は人と会話をするのが好きです。特に普段は引き寄せられないような、風変わりな会話をするのが好きです。
興味は、スポーツ、音楽、執筆、コンテンツ、ゲームとよく見なされますが、興味に別の層がある場合はどうでしょうか?
例えば世界中のバス停に座ることに興味がある場合。岩層を見つめることに関心がある場合。
興味がそれほど大きくない場合は、興味のあるものをはるかに早く見つけることができるでしょう。そして、興味のあるものを見つけたら、決してそれを手放さないでください。少なくとも飽きるまでは!
自分を責めるのをやめよう

あなたは怠け者ではありません。
モチベーションも必要ありません。
あなたは壊れてません。
本当に興味のあるものを見つける必要があります。そうすると、あなたはその方向に引っ張られます。
自分をわざわざ厳しくする必要はありません。できる限り最善を尽くすだけでいいのです。つまらないと感じることではなく、興味のあることに集中してください。自分の仕事が好きなときは、逆に怠惰になることの方が難しいです。