
私が読書し、それが頭から消えないように知識として体系化し、言語化して書き出すまで常に行っているフローを紹介いたします。
私が初めて読んだ本は、アゲハ蝶の一生に関する物語でした
初めての読書は、小学1年生のときだったと思います。
両親は読書をするタイプではなかった(少なくとも私の目の前で読書をしている姿を見たことはほとんどありません)。
小学校の授業で、図書館に行って本を借りるみたいなことがあって(記憶曖昧 me mine……)、そのときに科学とか虫とかに興味があった私は、たまたま目に止まったアゲハ蝶の生涯を物語で記述された薄い本を借りてきました。
その本を何回読み直したか覚えていません。
幼い頃だったので、返却日にはその本とさよならという迫り来る悲しさがありました。今思えば、またいつでも仮に行けばいいんですけれど、返したらもう自分から離脱して、会えないみたいな想像があったのだと思います。
あまりの悲しさに返却日の前日には号泣していました。
一生を終えるアゲハ蝶の悲しさに加え、本を返すことで全てが思い出に消えてしまうような寂しさがせめぎあい、涙が溢れたのでしょう。
そのため、私はノートにそのアゲハ蝶の本を一日かけて丸写し、家に保管することに決めました。色鉛筆を使って、汚い字と汚い絵でで完コピしました。今でも家に眠っていると思います。

このエピソード、めっちゃ愛おしくないですか?
読書、学習、執筆のワークフロー
私も読書は比較的する方だとは思いますが、読書を趣味と呼べるほどは読書はしてません。

私個人的には、年間200冊以上読んでいないなら、読書好きとは名乗りたくないw めんどくさくてすみません。
読書をするのはいいのですが、読書をしてしばらくすると、読んだ気はするが内容を全く思い出せない、ということがよく起こります。
それでは知識として自分の中で体系化できてないし、言語化もできていない。つまり、知識が広がっていないのと等しいのではないかと思うようになりました。
そこここ数年、私は読んだり、書いたり、する方法を劇的に変えました。
その方法が少しでも皆さんの役に立って欲しいと思い、ここに共有いたします。
ステップ1:読む
私の読書には、専門書や雑誌、文学や小説、ビジネス書から図鑑Amazon Kindle、Web記事、などのさまざまなソースが含まれます。なんでも読みます。
私は読みながら、余白にめちゃくちゃ書き込みます。線をひいたり、付箋を貼るのはもちろんのこと、余白に自分の考えや他から得た知識を書き記して、自分の知識として体系化していきます。それも、人に説明ができるように。
また、読み終わったら、チェックした重要な文章をiPhoneのメモ帳に全部写経して、常日頃見返すようにしてます。
そして、そこから得た新しい考えは、SNSに投げたり、記事にまとめたりしております。自分の知識として体系化することが重要だと気がついたのです。
Google ChromeにはLinerという強調機能もあるので、使ってみるのも良いでしょう。
ステップ2:体系化&言語化
最近、Amazon、Apple、GoodReadsなどの複数のプラットフォームと統合するReadwiseというサービスもあります。外界から得た知識を、一つにまとめ体系化することを意識しています。
形はなんでもいいのですが、人の知識をそのままで終わらせるのではなく、自分の知識として落とし込めるように、体系化と言語化は絶対に必須ですし、その上で実践をして自分の新たなやり方を見つけ、知識に厚みを持たせるのです。
ステップ3:吐き出す
記憶定着率が一番高い学習方法は、人に教えるということです。
人に教える機会は、インターネットにいくらでも溢れています。
ブログを書けばいいのです。SNSで発信をすればいいのです。
自分が得た外界の知識を内在化し、体系化と言語化ができ、その上で自分の考えを載せれたなら、忘れないうちに世界のどこかに書き記しておくのです。それが、いつか誰かの役に立つかもしれませんし、間違いなく自分の知識のアップデートには役立ちます。それを読んだCEOから仕事が舞い込んで来るかもしれません。
最低でも週一本はブログを書くことをお勧めします。