天草市×SUNABACO トークイベント「稼げる観光にするために大切なこと」

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2022年4月10日にトークイベントをSUNABACO天草にて開催しました。
sunabacoの前身にあたる「スタートアップカフェコザ」とも深いつながりのある
山田一誠氏をお招きし、SUNABACO代表中村まことと共にトークイベントを開催しました。

このトークイベントはYouTubeで、公開中です。

登壇者紹介

山田一誠

一般社団法人KIX泉州ツーリズムビューロー

ゲストスピーカー

雇用・観光・ITと多岐に渡るキャリアを持つ。1989年、株式会社リクルートに入社、営業を担当。その後、カーセンサーでは販売戦略の立案、ディーラー施策、販促の提案を行う。じゃらんでは、GMを兼務すると共に、営業担当として沖縄県と北海道を担当し「15離島物語」を企画。2005年にリクルートを退職。複数のIT系スタートアップ・IT系上場企業を経験後、2013年から沖縄にてフリーランスとなる。2017年〜2021年に沖縄市観光物産振興協会の事務局長も務めた。

Profile Picture

中村まこと

株式会社SUNABACO代表取締役(詳細はこちら

スピーカー

シリアルアントレプレナー
アクセラレーター
UXデザイナー
テクノロジストとして数々のスマートシティ、
シビックテックなど先進プロジェクトをリード。
日本最大級のプログラミングスクールSUNABACO代表として、
リカレント教育、次世代の教育に関わる。

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自ら作って儲ける?!

ビーチやホテルが無く、観光素通り都市と言われていた沖縄市はどのように状況を変化させたのでしょうか?

山田氏を中心に、沖縄市の観光協会は様々な工夫をして、利益を生み出したとのこと。

山田氏

ペットボトルの飲料水を仕入れ、ラベルを張り配送から販売まで自らの手で行いました。実際に利益を年間で300万円程出し、市役所の会議やライブハウスなどに回しました。

中村

自ら稼ぎ売上を上げ、予算を作るという流れを沖縄市の観光業界に身を持って伝えた事が凄いポイントだと思います。

山田氏

地域に儲けてもらう必要がある中で、多くの人がリスクを取りたがらなかったのです。そこで自分達が、リスクを取り様々なものを売りました。これは上手くいった商売だけを、真似てもらうためです。

山田氏

また、スモールステップで上手くいった商売だけにお金をかけるようにしていました。

中村

今までの行政は、失敗が許されてこなかったのですが、 市民の人々も含め、失敗を受け入れる事が必要です。 変化が激しいVUCAの時代では、今まで流行っていたものが流行らなくなってきます。

2022年1月11日開催トークイベント VUCAの時代、必要とされる人材育成とは

中村

その様な状況の中で、スモールステップは重要なのです。実際に失敗をしながら、売れる物を見つける事が必要です。失敗の許容が当たりを生み出すのです。

“まち歩き”で沖縄市の観光が良い方向に?

観光協会は、ガイドの方が町に残っている戦争の形跡や名残を、修学旅行で訪れる学生に案内する“まち歩き”を平和学習の中心にしたとのこと。

山田氏

まち歩きに関して良い点が2つ程あります。1つは観光業界の利益になる事です。更に観光協会が、多くの若者を町に連れてきているという良いアピールにも繋がった事です。

まち歩きに参加する若者が増えた大きな理由があるそうです。

山田氏

修学旅行で受け入れを拒否された学校がありました。そこで沖縄市の観光協会はその学校を受け入れ、学生たちは”まち歩き”に参加しました。この事がきっかけで評判が良くなり”まち歩き”が広がっていきました。

これらの事をきっかけに、沖縄市の観光のイメージが実際に良い方向に向いたそうです。
これからの時代で観光において求められる人材がいるとのこと。

中村

地元の事をしっかり分かっていて、かつ都会のニーズが分かる人材が重要になると考えます。“まち歩き”は、外部の視点や欲しい物をを取り入れる良い例だと感じます。

山田氏

観光協会だけでなく、飲食店の方や住民などが町一体で沖縄の観光業界を盛り上げています。

ないものねだりはしない

観光で大切なポイントはないものねだりをしないとのこと。

山田氏

ないものねだりなど無理をせずに今あるものをしっかり伝え、発信する事が大切だと考えます。

中村

観光の形が、日常が溶け合って境界が曖昧なものに、変化してきていると思います。旅をする上で、都会の人などは特別な事よりも学びレトリートに魅了を感じるのです。

観光に関わる人材にとって大切な事があるそうです。

山田氏

人の行う事に関心を持てる人が観光に関わる人材に必要だと思います。

中村

今後は可処分時間を作り、人や情報に触れる事が非常に大切になるのです。

最後に中村は、このトークイベントを通してこのように話します。

中村

山田さんに関わる事で儲かるという、当事者意識を多くの人が持ち始めた流れが沖縄市の観光の成功例だと思います。

当日のイベントのツイートはこちらからチェックできます!

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