こんにちは、くろきょろです。
僕は茨城高専を卒業して一度市役所に就職しました。
高専って工業系の勉強をするところでしょ?
なんで公務員なの?という疑問が浮かんでくると思うのでそこらへんの話をしていこうと思います!
なんで高専に入った
まずは高専に入るきっかけから話そうと思います。
僕が高専に行こうと決めたのは中3の夏頃で、高専のパンフレットにあるAIやロボットという文言につられて受験を決めました。
元々、モノづくりに興味があったので5年間を通して実践的なことが学べるのが魅力的だったんですよね〜
実際入ってみると、確かに工場があったりとか研究用の設備は整っているのですが、AIどうこうやロボット作る!なんてことはなかったです。
ロボット作りたくて高専にいくよって人はロボット部に入ろうね!
在学中の話
在学中に何をしていたのかって話に入っていきます。
まずそもそも、高専にいたのになんで公務員になったのかというところ。
なんでかっていうと、専門的なことが何も頭に入っていなくてやれることがないなと思ったからなんです。。。
僕は高専に入って一番最初のテスト、1年生の前期中間テストですね。
そこで生まれて初めての赤点を取りました…
中学の時は勉強しなくてもそこそこの点が取れて、学年でも上の方。
高専に入ってみたら、勉強クソむずいし赤点が60点未満だしで最初っからつまずいてしまったんです。
もうめちゃくちゃ親に怒られましたw
最初のテストから赤点とったらそりゃそうなりますよね。
僕はそこで、ダメかもしれないと思いました。
今後あと4年以上あるのに最初からこんなで大丈夫なのかと。
勉強すればいいだけなんですけど、これまでそんな経験をしたことがなかった。
受験も推薦をもらえたので、小論文と面接でなんとか合格しました。
結果、真面目に、本気で勉強をしたことがありませんでした。
高校入試って大半の人が最初に経験する人生の岐路みたいなところがあるじゃないですか。
僕はそこで抜け道を見つけてそこを通って行ったんですね。
結果、人生が変わるかもしれない挑戦というものを経験せずに、自分以上に勉強ができる人たちがたくさんいる学校に入り、最初のテストから自分が何もできない(たかがテストですけどね)ということを見せつけられた気がして、ほぼ諦めみたいなモードに入ってしまいました。
その後、卒業までどうしていたかというと、赤点はもうたくさん取りました。
ただ、進級や卒業に必要な単位は意地でもとる。
留年は一度もせずに無事卒業することができました。
3年から5年の間の担任だったO先生にはだいぶお世話になりましたね…研究室のT先生も
単位云々意外にもゴタゴタは色々ありましたが、それはまた今度記事にしようと思います。
就活
で、ここがメインの話なのですが、就活時の話ですね。
高専は、就職率ほぼ100%です。
望めば企業に就職ができます。
なぜかというと、引く手数多なんですよね。
高専には、某大企業や地元の中小企業からも求人がたくさんきます。
4年生になると担任の先生が毎日のように訪ねてくる企業の人と面談をしていました。
教員室の前に分厚いファイルが入った箱が4つとちょっとほど置いてあり、その中は求人でいっぱいです。
行こうと思えば、高専卒という、ある種のブランドを使って簡単に就職できます。
ただ、僕はそれをしなかった。
なんでだろう。
う〜ん
4年の後期が過ぎてくるとある程度の量の求人票が集まってきていて、それを読んで目星をつけます。
正直に言っちゃうと、読んでも内容が全くわからなかったですw
やりたいことも夢もなく、未来を全然想像できませんでした。
その中でちょっとだけ想像できたのが、市役所の職員(地方公務員)です。
僕の祖父が元々市役所で働いていました。
それを小さい頃から見ていたので、なんとなくこんな感じになれるんだろうなというものはありました。
家族からも、公務員になれば安定していていいよ、と何度も言われていました。
自分としても、技術系は何もできないし、それだったら公務員になればなんとなくでも生きていけるのではないかという甘い考えで試験を受けました。
自分で決めたと思っているけど、結局親のいうことに従っただけだったのかも。
それで、なんとなく受けた公務員試験も合格して4月から市役所職員。
顔合わせの時の集合写真なんか見てみると顔が死んでて面白いですねw
おわりに
これが僕が高専を卒業して公務員になった経緯です。
在学中にももう少し自分が変わるきっかけがあったのですが、それはまた今度にしようと思います。
この記事読んで高専生なんもできんやん、と思った方もいるかもしれませんがそれは間違いですよ!
ただ僕が勉強をしてこなかっただけです。
それと、高専って一括りにされますが、1校1校で内情が全然違くて学科や制度なんかも変わってくるので気になった方は地元の高専を調べてみましょう!
ここまで読んでくださりありがとうございました!