【イベントレポート】未来を創るクリエイターになる 〜クリエイター業界、ものづくりのコツとは〜

 フリーゲームディレクタである土田さんをSUNABACO八代にお招きして、9月24日にトーク
イベント『未来を創るクリエイターになる〜クリエイター業界、ものづくりのコツとは〜』を開催しました。

 SUNABACO八代現地だけでなく、オンラインからも多くの方に参加して頂きました。

登壇者紹介

土田康司さん

フリーゲームディレクター。
代表作はX68判STARWARS、ファンタジーゾーン(移植)、32X版ステラアサルト、サターン版ステラアサルトSS、サターン版ヴァンパイアハンター(移植)、PS2版ギャラクシーエンジェルII、PSP版ミルキィホームズなど。

中村マコト

株式会SUNABACO 代表
1977年生まれ福岡県北九州市出身。琉球大学環境建築工学卒。在学中にライブハウスで
音響の腕を磨き、その後沖縄のインディーズを牽引。大学在籍しながら会社を立ち上げる。音響技術が認められNHKの仕事をはじめ大きな野外音楽イベントやコンサートツアーの音響チーフとしても活躍する。その時コンサート会場の音の解析などをコンピュータで行うなど新しいテクノロジーを積極的に導入。それをきっかけにインターネットを活用したビジネスも数多く手掛ける。2013年スタートアップという流れが起きた時に自らがそうした若者を応援しサポートする側になる事を決める。沖縄でスタートアップカフェコザを始め、そこでのプログラミングスクールが認められ総務省ICT地域活性大賞奨励賞受賞。元々専門であるスマートグリッド、IoTなどに関してもコンサルティングとして活躍。行政関連の講演のほか、琉球大学非常勤講師、その他学校や企業、行政職員への講義も行う。

このトークイベントはYouTubeで公開中!

お客様相手の仕事で大事なこと

土田さん

 僕は25年程ゲームを制作していて、相手の立場に立つ事が一番大事だと強く思いました。我々は芸術家になって自分のエゴを買ってもらうのではなく、お客さんのエゴを満たす仕事をしないといけないと生徒によく言います。

土田さん

 どんな場合に置いてもお客さんを楽しませて、快適にさせる事も大事です。ゲーム制作以外の分野においてもですが、相手の立場に立てれば変な商品はできません。全ての作業の理由はここに集約されるのです。

中村

 ディレクターを例に出すと、行動や作業する理由が明確にあると、限られた時間でなぜこれをするのかという理由に対して優先順位を付ける事が可能です。それがクリエイティブでは重要です。

相手の言うことを聞けばいい?

土田さん

 相手の立場に立つ重要性を伝えると必ず『相手の言うことを聞けばいいのですか』と聞く人がいます。
実はその考えは大きな罠です。なぜなら、お客さんは素人であり、プロではないからです。

 お客さんが言うことを鵜呑みにして、実行すると駄目な商品が誕生します。

中村

 スティーブ・ジョブスもよく言っていましたが、顧客は本当に欲しい物が分かっていないのです。プロが顧客に直接商品を見せて、初めて欲しい物に気付くのです。

中村

 よく相手の立場になって考えろと言われますが、本当に大事なのは、相手になって考えることだと思います。

土田さん

 相手の立場に立つ事と、言うことを聞く事は意味が違います
考える、判断する、決断することが重要です。

思考停止

中村

 最も確実な生存戦略はよく見て、よく考えることです。

自然界で思考停止すると、とても危険です。

土田さん

 はい。その通りだと思います。

突然ですが、問題です。

土田さん

 答えはいいえです。ここで問いたいのは、信号の理屈などではなく、普段からあらゆる事象に対して考えを持てているかどうかです。
 状況を漠然と受け取ってしまうと思考停止します。普段からあらゆる事に対して、効率化最適化を考える必要があるのです。

土田さん

 効率化と最適化により、時間に余裕が生まれて品質の向上に時間を割けます。加えて、高い品質のものを創る事で信頼が生まれるという良い循環になります。

中村

 クリエイターにとって信頼を得ることは非常に大事です。

SUNABACOに皆さんが足を運んで下さるのも、貴重な時間を使っても損はないという信頼があるからです。

〜入力〜 知っているから判断ができる

土田さんのインプット量
土田さん

 私はゲーム制作のディレクターをやってきました。

映画で例えると映画監督です。その為あらゆる演出のパターンを知識にする必要があります。

 そこで必要になるのが、入力です。空っぽからは何も出力されないのです。

中村

 入力なしで、素晴らしいものを創り上げる人を、私は見たことがありません。

土田さん

 私はゲーム制作のディレクターをやってきました。

映画で例えると映画監督です。その為あらゆる演出のパターンを知識にする必要があります。

 そこで必要になるのが、入力です。空っぽからは何も出力されないのです。

土田さん

 どんな不測の事態であっても答えを複数用意できるぐらいの入力を予めしておかなければならないのです。

中村

 プレゼンテーションの例を出すと、相手とコミュニケーションを取りながらプレゼンテーションする中で、私は複数の答えに持っていける引き出しを持っています。

 300枚ほどの文字が少ないスライドを持っていて、それらが全て話を思い出すスイッチのような役割を持っています。

これが土田さんが言う、複数用意といものです。

まとめ

❶最も基本的な事は相手の立場に立つ事
❷思考停止をせず、状況改善を常に考える
❸入力を怠らない

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